守護天使占いとは、血液型や生年月日、誕生曜日などにより数種類のタイプに分けることで自分の守護天使を見極めて、性格や適性を指摘する占いの事である。
これは、まだ占星術や四中推命ほど世間で有名かつ定着している占いではない。
そのせいか、伝統的な占断方法は特になく、統計方法や天使の種類・数などは、提唱者によって多少のばらつきが見られる。
しかし、一般的には、生年月日を参照にした統計を用いて7分類にし、占断することが多いようだ。
分類結果には、ガブリエル、ラファエル、カマエル、ウリエル、ハニエル、サドキエル、ミカエル、の守護天使がよく用いられている。
守護天使占いは、あくまで占いの一種であり、占断によって真の守護天使を見出すというよりは、娯楽として楽しむ側面が強いものである。
以下に、最もポピュラーな占断結果タイプとその内容を紹介する。
好奇心が旺盛で人懐っこいタイプ。
人の心を察するのも得意で友達や知り合いが多いのが特徴であふ。社交も全く苦にならない。
また、勉強熱心で努力家でもあり、一度決めた事は粘り強くやり抜く事が出来る。向上心や探究心も人一倍あるため、どんな事でもある程度のレベルに達する人が多い。
そのため、趣味や特技をたくさん持つ博学家になりがちで、各ジャンルに良き友を作って余暇を楽しむ。
ハートが強く心が折れにくいので、ここぞという場面でも腰が引けず、失敗を恐れることなく突き進む。そして周りの反対や逆境にもめげない、不屈の精神力と体力もある。そんな姿は周囲からひそかに憧れの対象となっているようだ。
仕事ではそのパワーがいかんなく発揮され、出世を勝ち取ったり会社を興して成功させたりという可能性が高い。
趣味や遊びも、その精神から全力で取り組み楽しむ。その道の「玄人はだし」となる人が多いようだ。
知知性に溢れ、器用で観察力も鋭い。大概のことを人並み以上にこなせる優れた才覚の持ち主である。
例えばピアニストやアスリートとして活躍するなど、特別な才能に恵まれた人も多い。しかし、それをひけらかしたり、ちやほやされたりするのは嫌いなので、出来ないふりをしてやり過ごすタイプである。
周りに無駄な気を使わせたくない、という協調性豊かな心情を持つためにそのような行動をとりがちである。そのせいか周囲に垣根を作らず、気さくで接しやすい面がある。
しかしひとたび逆境に立たされたり、難事件が現れたりするとすぐにあきらめ、割とこだわりなく環境を捨ててしまうことも。物事に対する執着がきわめて薄いためである。
人とコミュニケーションを取るのが好きで、孤独が苦手である。寂しがりや。
周囲へ大人びた、落ち着いた印象を与えるタイプ。急なトラブルやアクシデントにも驚くことなく、テキパキと対応することが出来るような、臨機応変さを兼ね備えている。
そのため、周りからの信頼はとても厚く、何かと頼られがちだ。
またどんな大舞台であっても臆することがほとんどなく、そこでたとえ何か想定外の事態が起きたとしても、簡単には取り乱さない鉄の心臓の持ち主でもある。実際、その立ち居振る舞いで昇進や抜擢に恵まれることもも少なくない。
それを羨ましがられたり、時には妬まれたりすることすらあるほど。
ただ、ひとたび緊張感が抜ける場面では、途端に幼い子どものように可愛らしくなるという一面もある。ゲームやスポーツなどの趣味に没頭し、周囲を巻き込んで大騒ぎすることもしばしばだ。
その二面性がギャップとなり「憎めない人」という評価を受けることが多い。
真面目で性格で、激昂などすることのない穏やかなタイプ。また知的で頭も切れる。周囲には素朴で気取りのない雰囲気を与えがちだ。
一見、柔らかそうな印象をたたえているが、実は、根は芯がとても強く、簡単なことでは曲がらない信念を持っている。そしてそれは、環境や流行りすたりなどに決して引っ張られることがない。地に足のついた言動が特徴だ。
正義感も強く、いわゆるリーダー気質のため、困っている人をみると助けずにはいられない性格。
情動というよりは合理性、経験や統計などに基づいた理知的な信念による行動を起こす。そのため、このタイプは起業家や創業者など、ビジネスの成功者が非常に多い。
ただ、その独立心の強さから、自分が苦境に立たされた時は悩みを内に抱えこんでしまい、周りへ相談することが少ない。
明るく朗らかな印象で、学校や職場のムードメーカー、人気者になりやすいタイプ。
この人の周囲には常に笑顔や会話が絶えない。
もしも周りにぎこちない空気や気まずい人間関係があるな、と察したなら、変な壁を作らずに気軽に話しかけて場を温める。時には自らおどけて笑わせたり和ませたりする。
これは人の気持ちが分かる繊細さと、人間関係を観察し、状況を瞬時に見抜く力に恵まれているせいである。
また、ひとたび親しくなればとても面倒見がよく、情にも厚い。
ただ、気遣いをし過ぎるせいか、1人の時間は暗くどんよりしている事も多い。ひどい場合は内面と外的印象のギャップが原因で、心身を壊してしまう事もあるから注意が必要である。
自分の気持ちをほどき弱みを見せることや、甘えることが苦手なので、人知れず悩みを抱えることもままある。
愛情が深く、周囲へも優しさを持って接するので、人柄は非常に評判がいいタイプ。
男性であっても言葉遣いや物腰が柔らかくて、女性的な気質を持つのが特徴。そのため、敵も少ない。つい構ってあげたくなるような、年下的な印象を与えがちなので、何かと得する場面も多い。
直感が冴えているタイプで、例えば仕事や勝負事など、選択が迫られる場面では、高い確率で成功する方を嗅ぎ分けられるという、天性の鋭さを持つ。そして苦手なジャンルというものがあまりない、器用さも大きな武器である。
ただし柔軟性には乏しく、何か不測の事態が起きてしまうと動揺して、ミスを連発してしまうような一面も。これは感情に流されがちで、冷静さを失ってしまうためである。
また、いわゆる恋愛体質の人が多く、ひとたび恋に落ちると一途に相手に尽くす。相手のわがままも許し、時には甘やかしてしまうことも多い。
今どきの軽い恋愛や遊びの相手などには一切興味がなく、むしろ軽蔑さえしている。
鷹揚な性格で、「くるもの拒まず、去る者追わず」という、親分肌な気質の大らかさが特徴。そのため、器が大きいという印象を周囲に与えがちである。
言葉や行動はいつも堂々としており、何かあったとしても取り乱すことは少ない。しかし、決して威張ることはなく、品があり風格に溢れているので、嫌味な感じも勿論一切ない。目上の人などからも、一目置かれがちである。
ただ、誰にでも同じように接する部分が、時には八方美人な性格だと誤解を受けることがある。
ケンカをしたり、他の人を傷つけたりすることが苦手。暖かく、包み込むような雰囲気を持つことから、自然と人を引きつけ、場の中心にいることが多い。
ただ、自分自身の心の内を吐露したり、悩みを打ち明けたりすることはあまりない。これは周りへ壁を作っている場合もあるが、どちらかというと悩みそのものが少ないためと言える。物事を深く捉えることが得意でないからだ。