真霊論-霊感占い

霊感占い

霊能力を使用し、依頼者の未来や霊的背景(前世、守護霊、死霊憑依、生霊、呪いなど)から行いを依頼主の抱える問題の因果関係を探り、依頼主の不安や悩みを解決する人生相談の総称。江原啓之氏の提唱するスピリチュアルカウンセリングも広義には含まれる。

霊感占いの種類

霊感占い師の霊能力の発動の仕方には個性がある。また種々の発動方法を組み合わせる者もいる。

・アカシックリーディング
霊的世界に存在する全宇宙の総べての記録、つまりアカシックレコードに霊能力でアクセスし、依頼者の情報を引きだす。依頼主の名前と所在地の情報のみでアカシックレコードを特定出来る霊能力者が多い。また他の方法と比べて未来予知の正確さに長ける。

・守護霊との対話
依頼者や占い師の守護霊と話す(正確にはテレパシー通信のようなもの)ことで、知るべき情報を与えられる形式。占い師が問題を解くカギとなる映像を守護霊に見せられることもある。前世を視たりと、オールマイティーな情報が得られる。智慧ある存在にアクセスすることで的確なアドバイスを得られる傾向がある。

・神仏との対話
占い師が特別に与えられている神仏の加護を利用し、人智を超えた智慧によって問題を解決する。強大なパワーを享受できるので、憑依、生霊、呪詛を解きたい場合にお勧めである。本物の霊能力者であれば効果が大きいが、偽物が多いので注意が必要である。

・イタコ
占い師が自身の肉体に霊を憑依させて、依頼者の相談を受ける。依頼者の亡くなった身内や関係者を降霊することが多い。
前述の方法にタロットや四柱推命などの正統な占術を組み合わせる者が多い。占術のみの場合よりも正確で深い情報を得ることが出来る。

主な鑑定方法

・対話
最も正確。本物偽物の区別がつきやすく、直接話すことで詳細や微細な感情を伝えることが出来るため依頼者が納得しやすい。ただ占い師との相性が大きく影響しやすい。また悪質な占い師に催眠術やマインドコントロールをされ、事件や詐欺被害に遭う危険性が高くなる。

・電話
いつでも相談可能な占い師が多いので、深夜であっても寂しい時や急に不安になった時にすぐに占ってもらえる。忙しくて占い事務所に出向く暇がない人や夜勤労働の人、即答えが欲しい人にお勧めである。あらかじめ相談内容を明確にしておかなければ、同じ話を繰り返し料金だけがかさんでしまう惧れがある。リピート率が最も高い。

・FAX/手紙/メール
相談内容を書面にすることでまず自分の内面を整理することが出来る。また手元に鑑定内容が残るので何度も読み返すことが出来る。しかし、依頼から鑑定まで時間がかかるというデメリットがある。それから意思疎通がうまく取れず鑑定内容に納得出来ない可能性がある。また手紙の場合、自宅の住所を明かさなければならないので個人情報の管理に信頼がおける占い師を選ぶべきである。
・チャット
沢山の質問が出来る上に、即解答を得られる。対面式や電話では緊張してうまく話せないという人にお勧め。ただパソコン慣れしていない人にはお勧め出来ない。予約が必要な場合が多い。電話鑑定よりは料金が安い。

・出張
パーティーや複数人占ってもらう場合、依頼者が病気などの場合に適している。鑑定料も高く、交通費を要求されることもある。

危険性

霊感商法の窓口になりやすい。また個人情報を悪用する者もいるので気をつけなければならない。霊能力があると偽ったり一度鑑定をしてもらうと後からしつこく勧誘をする者もいるので、口コミのチェック等情報収集を充分してから鑑定依頼すべきであろう。

《ら~わ》の心霊知識