真霊論-私の霊体験

私の霊体験

私は小さな頃よく霊たちと遊んでいた。一番印象的な遊びはシャボン玉遊びである。
私が子供の頃住んでいた古い民家は、霊道があったようで数々の霊体験が出来た。
二階に続く急な階段があり、そこはいつも暗く光の差し込まないじっとりとした、いかにも霊達が好みそうな場所であった。
その階段を上がり終えて直ぐの所にベットがあり、そこに家族で川の字になり寝ていた。
私はちょうどその階段の真正面に寝る事が多かった記憶がある。
そして、その階段には瓶玉の中に裸電球が組み込まれている昔ながらの電球がある。
その電球と、いつも遊んでいたわけである。
その電球が、家族が寝静まると私に話しかけてくるのである。また、電球がお椀に化けてみたり、人の顔に化けてみたり、色々な物に化け始める。
時には四角いシャボン玉を膨らませたり、両親の胸のあたりに大きなシャボン玉を飛ばしからかわれたりもしていた。
その記憶は鮮明で、大人になった今でもはっきりと覚えている。
今考えればゾッとする出来事だが、当時は興味しかないため結構楽しんでいた。
精神病であったと言えばそれまでだが、当時幼稚園に行っている位の年齢であることや愛のある暖かい家族であった事などを考えれば精神病や心を病んでいた可能性は少ないと考えられる。
その霊は何を考え当時幼稚園の私と遊んでいたのか、未だに謎である。
しかし、この経験が霊と向き合い生きて行くきっかけとなりました。

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