霊能力者がその特殊な能力で相談を請け負う商売をする場合、行政法律上には「霊視相談」「人生相談」などのカテゴライズは存在しないため、開業の許可を得るためには占いではないが「霊感占い業」として行政手続きをしなければならない。よって法律上霊能者と霊感占い師に明確な差異を見出すことは難しい。そこで重要となるのが自称、看板の出し方である。
霊感占い師の多くは霊視と占術を組み合わせ相談の解答を導く人が多く、霊能者に比べ霊力が劣るが、両職業共に従事者は玉石混合であり一概には断言できない。また中には霊視相談を行っているにも関わらず自ら霊能者ではなく霊感占い師を名乗っている者もいる。だが真に霊能力があり霊視をする人物は自らの能力を貶めるような占い師という呼称を好んで付ける訳がない。霊視を望むならば霊能力者を訪ねるべきである。占いを望むならば占術に長けた人物の元へ行くべきである。そのどちらも中途半端であるから霊感占い師という看板を表に出せるのではないだろうか。事実、霊感占い師という呼称を用いている人の多くはその宣伝文句やプロフィール、詳細、料金設定を見ても商業主義的なイメージが強い。
霊能者と霊感占い師の違い-解説②
占い師と称し霊能者業を営む者は多い。
しかし、そもそも占い師と霊能者の違いは何か?考えた事はあるだろうか。
占いとは統計学であり、カードや星座、生まれ年等を過去の人間の生き方などの実績を元に統計で当たる当たらないを競うものである。
しかし霊能者はそうではなく、3次元以上のものを視る力が生まれながらに備わった特殊な人間である。
つまり占い師は勉強をすれば誰でもなれるが、霊能者には普通の人間ではなれないという事である。
ただ、どちらも根拠のない視えない世界を語る者同士であり、真実は誰も分からないのである。
結局は信じるか信じないかは相談した側の気持ちにあるという事だが、到底理解できないような不思議な能力を持つ霊能者の方が統計学よりは信憑性がある。
ただ、3次元以上のものを視る事の出来ない占い師が、霊能者と偽り、あるいは霊能者という称号で商売をする者も多いので注意が必要である。
いわゆるインチキ霊能者にあたるが、このような者に騙されない方法はこちらを参考にして頂ければと思います。