真霊論-統合失調症と憑依症状

統合失調症と憑依症状

統合失調症は、脳の機能疾患から起こる精神病の一種で、原因は特定されていない。
遺伝・器質的な要素に加え、ストレスや本人の性格などが影響して発症に至るのでは、と言われている。
ただ、その症状から、霊からの憑依が考えられることがある。
以下に症状と霊との関係を紹介する。これらを参考にし、医師による治療と、よい霊能者による判断をうまく活用してほしい。

統合失調症の症状

陽的症状と陰的症状の2つにわかれる。
陽的症状=言動に表れる、誰がみても精神的に正常ではないと感じられるもの
例)感情が不安定になる
幻覚や妄想を訴える
ひとり言・突然笑う
思考や行動が支離滅裂になる
思考の中身が周囲に知られている感覚
身体や思考を誰かに操られると思う
異常な興奮・緊張状態になりがち
など
陰的症状=非活動的になるが、一見病気とは分かりにくく慢性的なもの
例)疲れやすく活動的でなくなる
ひきこもり・ニート
意欲や集中力が低下する
会話が減る
感情・感覚が自然でなくなる(喜びを怒りで表現するなど)
複雑な思考ができなくなる
行動・考え方の極端なパターン化
など

症状と予想される霊障との関係

霊障が当てはまると考えられるもののみ、挙げていく。

・感情が不安定になる
霊に憑依されかけていると、自分の魂と霊魂が絶えず戦っている状態が続く。このような時は、感情が不安定になりがちだ。
もしくは、弱い霊魂による軽めの憑依状態の可能性もある。

・幻聴などの幻覚
幻聴は、多くの憑依霊(自縛霊・動物霊・生霊など)が行いがちな霊障である。
自分や民族の苦しみを訴える、恨みをつぶやく、などが多い。
その他には、憑依される人にとって良い内容(事故回避、幸運を呼ぶ方法など)が聞こえる場合もある。
これには、2パターンあり、守護霊によるメッセージと、悪霊によるたくらみが考えられる
守護霊なら問題ないが、悪霊は自分を善霊と信じさせた後に憑依し、人格を崩壊させるようなこともある。
適切なプロに相談するのも一考だ。

・妄想
悪霊が憑依し、実際にはない状況をつくったり、みせたりすることがある(「周囲が悪口を言っている」などの被害妄想、他)。それについて語ると、他人からは妄想と取られる。

・思考が支離滅裂になる&独り言など
憑依と通常の状態が繰り返されると、思考は霊と本人の2つを行き来する。これが支離滅裂だと受け取られる。
ひとり言・突然笑うなどは、悪霊に操られているか、無自覚の内に悪霊と会話をしている可能性がある。

・思考の中身が周囲に知られている&自分が何者かに操られている感覚
個人情報などが勝手にもれている、自分自身が思ってもいない行動をとるなどは、よくある霊の憑依症状だ。
その真相は、憑依状態になった時、自ら情報漏えいやその他の行動を起こしているケースが多い。
ただ、その時に本人の記憶がないので、このような感覚が発生する。
しかし、統合失調症の薬の中には、副作用で一時的に健忘をまねくものがある。もし治療中であれば、まず医師に相談しよう。

・疲れやすくなる&ひきこもり・ニート
生霊にとり憑かれている、もしくは自分が生霊を飛ばしてしまっている場合が考えられる。
生霊は、怨恨の感情を主体として行われる。このようなネガティブな想念を期せずして送ったり受信したりすると、相当なエネルギーが消費される。
すると、何もしていないはずなのに異常な疲れを感じる、行動意欲がわかない、人間らしい活動ができない、などの状態になる。

また、アルコールなどを摂取していないのに一日のうちで何度か記憶が飛ぶ、時間の流れが異常に早く感じる、などの症状もある。これらより、結果的に引きこもり状態となるケースもあるようだ。
・意欲や集中力の低下
「疲れやすくなる&引きこもり・ニート」と同じ。
・複雑な思考ができなくなる
「疲れやすくなる&引きこもり・ニート」と同じ。

統合失調症と憑依症状-解説②

統合失調と憑依、霊障の症状が良く似ているため病と霊障の区別がつかない場合が多い。
症状として幻覚や幻聴から始まり、霊が見える(幻覚)、誰かが私の事を見ている、自分の咳が人に移るなど様々な症状があるが、原因は現在の所医学では解明しきれていない。
解明しきれていない為厄介な病なのである。
この症状を全て霊障と結び付け、憑依されている、祟りがあるなどと決めつけ霊商売をしている自称霊能者は沢山いるが、その霊能者自体もそれが病であるのか霊障であるのか区別しきれていない場合が多い。
また病と知っていながら霊障と結び付け多額な除霊・浄霊料金を請求する者もいるので注意が必要である。
ただ言える事は、統合失調の原因と治療法が解明されない限りは、霊障と病のどちらの可能性もあるという事である。
まずは、霊能者ではなく医師の診断を受けてみる事、そして統合失調と診断されてからは医師の指導のもと治療をある程度続けてみる事。
それでも改善しない場合や、悪化していく場合は信頼できる霊能者に相談する必要がある。
少なくとも霊障と簡単に決めつける事はなく、心の病や統合失調を視野に入れて指導してくれる霊能者に相談する必要がある。
統合失調の症状をいくつかご紹介
①隣近所の方がいつも私の事を監視していると妄想する。
②自分が咳をすると誰かに移りみんなが咳をすると思いこむ。
③ストーカー集団や霊の集団に追われているなどと思いこむ。
④身内や友人が私の金を盗んだなどと、悪さをしていると思いこむ。
⑤神や仏など宗教的な感性をむき出しにし、その世界に入り込んでしまう。
⑥霊を見たり霊聞に悩まされたりする。(幻覚・幻聴)

他にも多くの症状があるが、一般的な症状を上げてみました。

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