真霊論-オーブについて

オーブについて

オーブ(和名:玉響 たまゆら)は、専門家が見るとそのほとんどが心霊写真ではないが、ごくまれに精霊や悪霊が写り込んでいる場合がある。

オーブの種類

【善霊のオーブ】

・神社仏閣、スピリチュアルゾーンにいるもの
いわゆるパワースポットというのは、古来より地磁気が強く、精霊や自然霊など邪気をはらんでいない霊魂が集まりやすい所である。霊感の強い人なら、このような地に一歩足を踏み入れると、独特の清澄な感覚を味わえる。
そのような場所で写真を撮影すると、透明な光の球体が、空間にまるで蛍のように飛んでいることがある。レンズのごみなどを拭きとっても写るなら、それは本物かもしれない。特に各建物の本殿付近では、光の柱が天に届かんばかりにそびえ立っていたり、特定の場所から、噴水や流れ星のような光の筋が見受けられたりすることもある。土地の状態や時期によっては、カメラを通さなくても可視化できる人もいるかもしれない。
基本的には白っぽく、または透明に映るのだが、時間によっては青、虹色などの光がさすこともある。
このようなオーブの写った写真を撮る人は、守護霊や祖先からの強い加護を受けているとか、人生の転機で指導霊が増えつつあるなど、波動や想念が高いレベルにあることが多い。
・原生林など自然が豊かなところ
古くから守られている自然地域でも、オーブを撮影することが出来る。手つかずの原生林や、精霊が宿ると言われている水辺(川、沼、海など)で見られることが多いようだ。有名なところでは、沖縄の屋久杉でのオーブ写真が挙げられる。
特に、巨木に写るオーブは「木霊」とも呼ばれる。
・音楽ライブやコンサートなどの写真
美しい音楽には質の高い波動が込められている。民族音楽、歌詞が優れているもの、作曲(作詞)者の想念が高い作品などを演奏するとき、それにつられて霊魂が集まってくることがあるのだ。
写る箇所は、楽器の近くや客席、また演奏者を取り囲むような形を作るなどとさまざまだ。
一番オーブがよく見られるのは、アイヌや沖縄の伝承音楽や、イヌイット・アフリカ音楽などのように、原住民と呼ばれる人々が、神事において使う曲を奏でているときだ。神に向かって神聖な気持ちで演奏することにより、自然霊や精霊が降りてきて、それが写真に写ると推測される。
ただ、邪気を持つ音楽というものもあり、こちらには悪霊が群れをなしてやってくると言われる。
・動物に寄ってくるもの
犬や猫などは、人間よりも霊感が強いと言われる。何もない空間をじっと見ていたり、突然空中に向かって鳴き声をあげたりするのはそこに霊魂がいることが多いらしい。
彼らが楽しく遊んでいたり、飼い主と幸せそうにくつろいでいたりすると、その様子につられて同じ種の動物霊が寄ってきて、オーブになって写る。
特に気にすることはないが、自分のペットの写真にオーブが写っていた後、体調に異変が見られるようなら、悪霊の動物霊の可能性がある。動物霊には厄介なものが多いので、この場合は専門家に相談するのがよい。

【悪霊のオーブ】

・邪念、想念が乱れている人の写った写真
オーブ写真の中で、最も恐るべきものである。
信仰宗教の宗主や信者、インチキ霊能者などの写る写真にはオーブが写ることが多い。
これは彼らに悪霊が憑いているせいである。悪徳霊能者は、例えばオーブの写った自分の写真を撮って勧誘者へ見せ、「これが私に力を与える守護霊たちだ」などと吹聴する。しかしその実態は悪霊で、むしろ悪い影響を与えられてしまうのである。宗主らだけでなく、一緒に写っている人へも伝播する。
また、悪霊のオーブを、本人が善霊だと思い込んでいることもある。言説や行動に筋が通っておらず、あたかも酩酊しているように見えるタイプの霊能者に多い。
このような写真を撮った・またはもらった場合はしかるべき供養をしなくてはならない。
・悪因縁がある土地での写真
有名な自殺スポット、かつて戦地だった所や交通事故があった場所、元々は墓地だった所など、いわゆる土地に霊魂が憑いていると考えられるところで写真を撮ると大きい球体、もしくはもやのような形でオーブが写る。

真のオーブ写真の見抜き方

ほとんどのオーブ写真が偽物である。では一体本物のオーブ写真はどのようにして見分けるとよいのであろうか。
1. 写真を撮った場所・時間
撮影した場所の光の具合、清潔さ(埃が舞っていなかったか、小さな虫がいなかったか)などは大きなポイントだ。昼間ならハレーションを起こしていなかったか、夜なら近くに反射するものがなかったかなどを思いだそう。
2.その場の雰囲気、撮影されている人の状態
撮影したときの空気も大いに関係がある。清らかな雰囲気で満たされていたなら善霊、邪念が漂っていたなら悪霊が写り込んでいる可能性が考えられる。
その他には、撮影されている人の人生が、良くも悪くも転機に差し掛かっている場合、霊が何かを訴えようとして写真に表れることがある。

オーブ-解説②

心霊特集などで度々メディアで放送されるオーブ。
白い半透明の球体で、ビデオカメラや写真に写り込む不可解な物体。
これを霊魂や心霊現象としてメディアや霊能業界では言い伝えられているが、実際の所90%以上がチリや埃、または水蒸気などによるものである。
特に湿気の多い場所で水蒸気がカメラのレンズに付いてオーブが写る事が良くある。
実際に湯船を沸かしたお風呂場で写真を一枚撮ってみるとほぼ90%オーブが写り込む、特に今主流のデジタルカメラで撮ればほぼ間違いなくオーブが写る事だろう。
また埃が多い部屋でも埃がオーブのように写り込み霊魂と間違える事が多い。
部屋が汚れている人の多くが、精神的にも落胆している事が多く、この様な現象をすぐに霊障などと決めつけてしまう事により写真に写る球体を霊的なオーブと思いこむ事が多いのである。
霊商売をしている殆どの者が、それを知っていながら全てのオーブを霊魂と決めつけ、無意味な除霊や浄霊を行い儲けている。
メディアや報道も視聴率のため面白がってこれらの現象を全て霊魂であると表現している。
ただ、100%白い球体が霊魂ではないとは言い切れない。
心霊写真の項で説明したように、中には到底科学的には証明できない球体が写り込む事もごく僅かだがある。
その球体の殆どは、よく見ると[はっきり]と人の顔である事が多い。
無数に移るオーブ全てが人の顔として見える写真は本物である可能性が高いと言える。
また赤く光を帯びた球体も本物である可能性が高い。勿論光の屈折等による可能性もあるので100%ではない。
最終的に言える事は殆どのオーブはチリや水蒸気であり、ごく稀に霊魂であるオーブが写るという事である。
よほどの不可解な写真でない限りは下手に霊能者へ相談する事は避け、埃が写ったと見極め何もなかったように保管するか破棄をすればよい。
ただあまりにも不可解な写真で心配であれば信頼のある霊能者へ相談する必要がある。

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