真霊論-動物霊(体験談)

動物霊(体験談)

これは私の体験談である。
動物霊とはその名のごとく、人間の霊ではなく、動物の霊の事を言う。
動物霊に苦しめられたのは、私が中学生くらいの頃であった。
睡眠時に耳鳴りが始まり、ドッドッド・・・と心臓の音のような重低音に支配され始め、金縛りと同時に目が覚める。
動物霊の金縛りは、人間霊と違い厄介に解くことが出来ない。
おそらく、こちらの言っている意味が動物には通用していないのだろう。
「やめろ!いい加減にしろ!」
などと心で唱えても全く無反応で金縛りは解けない。
結局金縛りを解くことを諦め、その動物霊がいなくなるのをひたすら待つしかないのである。
その動物はおそらく猪?か何かの獣と思うが真実は分からないままである。
何故確認できなかったかというと、その動物は、私のベットの下でぐるぐると飛び回っているだけで私自身にはあまり関心がなく、とにかくこの部屋が気にっているのか?この場所で死んだのか、理由は分からないが、私を無視してひたすらベットのしたや廊下をぐるぐると駆けずり回っているだけであった。
ドタドタ、足音を出し、時にはごみ箱をあさり、食べ物を物色している時もあるが姿は目視できなかった。
この現象は1年以上も続き、私はこのおかげで重度の睡眠不足に悩まされたのであった。
何とも厄介な霊である。

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