因縁霊とは、先祖代々に続く”因縁”などとよく耳にすると思うが、まさにそれに関わる霊たちのことを言う。
その人、その家族、その家系に対し恨み辛みを持ち続けた霊が果てしなくその相手に対し悪さをして不幸のどん底に落そうとする、とても危険な霊である。
私自身幸いにもその因縁を背負う事はなかったので私の知る友人の話をする事にしよう。
彼は、生まれた時から、脳に障害を持ち左目が見えなかった。
中学の時から、そのことがコンプレックスで、サングラスを掛けていた。
その後、学校を卒業してから大人になるまで彼と会う事はなかったが、同窓会の時彼と再び出会い、交流が始まった。
彼は、すでに結婚をしていて、美人の奥様と1歳の娘と4歳の息子に囲まれ一見幸せそうに見えた。
しかし、 1歳の娘は彼と同じ病気で左目が見えなかった。
さらに、4歳の息子は、2歳の時に鉛筆で目を刺す事故にあい、左目を失明していた。
これは偶然とは思えず、昔から霊体験をして来た私に相談して来たのである。
その時、まだ私も信頼のおける霊能者と出会う事が出来ていなかったので、何も手を施す事は出来ないが話を聞いて勇気付けていた。
しかしその甲斐も虚しく相談を受けた数年後彼からの電話で嫁が交通事故によりガラスの破片が目に入り失明した事を告げられた。
その話を聞き怖くなり真剣に霊能者を探し始めたのであった。
その後、今私の信頼している正統派霊能者に出会い真実を知ったのである。
先祖からの因縁という恐ろしい事実である。
もう少し早く出会っていれば、少なくても奥様は助かったかもしれない。
皆様も心当たりがあれば、十分に注意が必要である。